イントロダクション


●公務員試験って,どんなのがあるの?
 公務員試験と一口にいっても,その種類はさまざまです。以下に公務員試験の名称と 説明がされているサイトにリンクを貼っておきますので,参照してください。 ただし,特殊なもの(資格免許職・経験者採用等)は除いています。

大卒程度(中卒・高卒でも受けられる試験がほとんどです)
国家公務員採用 I 種試験
国税専門官採用試験
労働基準監督官採用試験
国家公務員採用 II 種試験
法務教官採用試験
航空管制官採用試験
人事院
http://www.jinji.go.jp/top.htm
外務省専門職員採用試験 外務省
http://www.mofa.go.jp/mofaj/
防衛庁職員採用 I 種試験
防衛庁職員採用 II 種試験
自衛隊幹部候補生採用試験
防衛庁
http://www.jda.go.jp/
裁判所事務官採用 I 種試験
裁判所事務官採用 II 種試験
家庭裁判所調査官補採用 I 種試験
裁判所
http://www.courts.go.jp/
衆議院事務局職員採用 I 種試験
衆議院事務局職員採用 II 種試験
衆議院法制局職員採用 I 種試験
衆議院
http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index.htm
参議院事務局職員採用 I 種試験
参議院事務局職員採用 II 種試験
参議院法制局職員採用 I 種試験
参議院
http://www.sangiin.go.jp/
国立国会図書館職員採用 I 種試験
国立国会図書館職員採用 II 種試験
国立国会図書館
http://www.ndl.go.jp/
都道府県職員・市町村職員採用試験
警察官・消防官採用試験
各自治体のサイトを参照
http://www.nippon-net.ne.jp/

高卒程度(一部大卒が受けられる試験もあります)
海上保安学校学生採用試験(特別)
国家公務員採用 III 種試験
入国警備官採用試験
皇宮護衛官採用試験
刑務官採用試験
海上保安学校学生採用試験
航空保安大学校学生採用試験
海上保安大学校学生採用試験
気象大学校学生採用試験
人事院
http://www.jinji.go.jp/top.htm
防衛庁職員採用 III 種試験
防衛大学校学生採用試験
防衛医科大学校学生採用試験
自衛隊航空学生採用試験
自衛隊看護学生採用試験
自衛隊一般曹候補学生採用試験
自衛隊曹候補士採用試験
防衛庁
http://www.jda.go.jp/
裁判所事務官採用 III 種試験 裁判所
http://www.courts.go.jp/
衆議院事務局職員採用 III 種試験
衆議院事務局職員衛視試験
衆議院速記者養成所学生採用試験
衆議院
http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index.htm
参議院事務局職員採用 III 種試験
参議院事務局職員衛視試験
参議院速記者養成所学生採用試験
参議院
http://www.sangiin.go.jp/
国立国会図書館職員採用 III 種試験 国立国会図書館
http://www.ndl.go.jp/
都道府県職員・市町村職員採用試験
警察官・消防官採用試験
各自治体のサイトを参照
http://www.nippon-net.ne.jp/

●公務員試験は難関か
 公務員試験は,よく難関だといわれます。どのようなバックグラウンドを持つ人を想定して, このようにいわれるのか分かりませんが,難関であるかどうかは人それぞれです。 ある人はほとんど試験対策をせずに合格してしまうでしょうし,別のある人は 一生懸命勉強したのに合格できないこともあるでしょう。 これはバックグラウンドそのものの違いもあるでしょうし, 受験勉強が得意かどうかの違いもあるでしょう。 ただ,大事なことは,公務員に少しでもなりたいと思ったのなら, 勉強を始めてみることです。「自分は○○大学だから,どうせ受からないんだろうな」と 思っていた人が,合格するケースも少なくありません。 何もせずに可能性の芽を摘んでしまうのは,非常にもったいないことです。 「とりあえず勉強してみる」でもよいですから,実際に自分で どの程度の難易度なのか確かめてみてください。 他人が合格できるかどうかを判断することはできませんから。
 他方,倍率の高さをもって公務員試験が難関だとする意見もあります。 具体的な数字を把握することは難しいのですが,この倍率は水ぶくれしている, といってよいでしょう。というのも,公務員試験は,採用試験なので当たり前ですが, 受験料というものが存在しません。わずかな手数料を支払えば受験することができます。 したがって,程度の差こそあれ,必要な勉強ができていないなど, はじめから合格する見込みのない人が大勢受けている,と考えられます。 すなわち,きちんと勉強したのに,合格できるかどうかは運次第, ということはありません。きちんと実力をつければ,高い確率で合格できるといえるでしょう。

●独学は可能か
 この問題も,やはり人それぞれです。独学向きの人もいれば,そうでない人もいます。 以下に独学と予備校の長所・短所を挙げておきます。

独    学予  備  校
長所・自分のペースで学習できる
・費用が安い
・与えられたものをこなすだけでよい
・わからないところを講師に質問できる
短所・どこまで勉強すればよいのか不明確
・わからないところを質問できない
・予備校の進度に合わせなければならない
・費用が高い

・・・とはいえ,偏見かもしれませんが,独学で合格できない人は 予備校に行っても合格できる可能性が格段にあがるとは思えません。 お金に余裕のある人,1%でも合格の可能性をあげたい人は予備校に行けばよいでしょうし, お金がない人,独学でも合格する自信がある人は独学でよいでしょう。 そもそも,独学か予備校か,という問題以前に重要なことがあります。 それは,テキストをしっかり理解する→問題を解く,これを繰り返すことです。 独学にせよ予備校にせよ,この反復練習をやらなければ,合格できる可能性は なかなかあがりません。2年連続で一次試験すら通らなかったという人もいますが, そういう人は,こういう大事なことができていないのだと思います。

●採用に学歴は関係あるか
 これに関しては,国家 I 種とその他の試験種で異なります。 国家 I 種の場合,東大でなければ圧倒的に不利です。 例えば,財務省の内定者(平成16年4月採用)は,全体の内定者数18人に対して 東大が15人と,内定者の実に83.3%を東大出身者が占めています。 残りの3人についても,京大1人,一橋大1人,慶応大1人となっており, 国家 I 種の内定を勝ち取るには,高学歴が最低条件といっても過言ではない状況です。 過去の努力の結果に左右されるのは残念なことですが,これが現実です。受け入れるしかありません。 もっとも,国家 I 種といっても,いろんな省庁がありますし, 比較的東大以外の大学の出身者を採用しているところもあります。 どうしてもキャリアになりたい東大以外の人は,そういうところを 集中的に官庁訪問するのも一つの方法でしょう。 ちなみに,地方の旧帝国大学(北大,東北大,名大,阪大,九大)の出身者が そこそこ有利だと主張する人もいますが,そんなことはまったくないと思います。 最終合格者における内定率も高いとはいえませんし, 地方から上京してきて,さらに数週間東京に滞在するため, 決して安くない旅費を負担しなければなりません。 よく国家 I 種では,「私大は不利」ということがいわれますが, これが誤解を生んでいるのでしょう。国家 I 種においては,「東大とそれ以外」です。
 一方,国家 I 種以外の試験種に関しては,ほとんど学歴は関係ない,といってもよいでしょう。 いろんな大学の人が採用されています。

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